Advanced/W-ZERO3[es]、無線接続へ

先日からのお題ですが、コメント欄で書き込まれていたid:OS2氏が自作のプログラムによって、見事にBluetooth経由によるモデム接続を可能にされていますhttp://d.hatena.ne.jp/OS2/20070913。報を知ったその日に、現金にもAd[es]に機種変してきました(^^;;
自分で触れてみて初めて知ったのですが、WindowsMobile純正のBluetoothプロトコルスタックって、思った以上に機能が少ないようですね。今回使用するのは、シリアルポートの代わりをする比較的原始的なSPPと呼ばれるプロファイルなのですが、これも片方向しかサポートされて無いようです。接続待機をする側がサーバ、接続をする側がクライアントと考えると、SPPクライアントの機能しか呼び出すことが出来ません。ドライバとして実装されてないのでしょうか?。DUN-GWも、このSPPをベースとしたサーバ機能の一種ですが、まだまだそこへの道は遠いようで・・・

OS2氏作のプログラムは、一旦Ad[es]側で対象機器へのBluetooth接続を確立した状態で通信回線を開く、と言った使い方になります。Bluetoothは繋ぎっぱなしになるので、その分の電力消費はありますが、適宜回線は切る事が出来るので、Ad[es]側のW-SIMの電力消費は下げられそうですね。この構成でも、出来ると出来ないでは天と地以上の差があります。本当に素晴らしい。


当方でも、手持ちのありったけの種類の機器でちょっと接続を試みてみました。PCでは、既にいくつも動作報告が出ていますが、WindowsMobile系、LinuxZaurus系はちょっとした工夫が必要になります。というわけで、ちょっとした接続手順のご紹介をして見ます(^^