腕時計でサイバー気分(気分だけ)――WristPDAを使ってみる

たまーにしか更新しないので、日記を書く度に物が増えていると言われそうですが、今回も例に漏れず増えてます(^^;;


手持ちの腕時計だったRuputerProが、長年の酷使でボタンに如何ともしがたい不調を来し、代替の時計として、ついに腕時計型Palm、WristPDAを入手してしまいました。Graffitiエリアとボタンの違い以外は、案外普通の英語版Palmとして振舞ってくれるようです。素晴らしい。


PC―PDA―WristPDAと連携を組ませれば、いついかなるときでもデータの参照が可能になります。PalmOS4.x系列から、赤外線でテキストファイルを受信する際に、Palmで読めるDOC形式に自動変換してくれるようになってますね。細かいことですが、ザウルスやPocketPCで連携させたいときに、これは便利です。


また、日本語化にはYomeru+恵梨沙フォント+POBox(Alt-X DAで切り替え)を使用しました。フォントの大きさと、文字入力を重視しなければ、フリーの環境でここまで出来るのに感動です。作者の皆様に大感謝。


昔見た報告では、WristPDAではネットワーク機能が軒並み削られており、赤外線でネットに繋げたかった自分はがっくりだったのですが、この機能を復活させ、見事に赤外線でネット接続を可能にした報告がありました。先人さんは偉大ですね・・・。
早速、ブラウザのPalmscapeや、メーラーのMultimail、2chブラウザのNNsi等をインストールして試してみたところ、かつてのWorkPad c3とほぼ同じ世界が腕時計の中に展開。腕時計でeメールを読むと言う、実用性はともかく無駄にサイバーな雰囲気が堪能できてます(^^


問題は、赤外線インターフェースが巷にそうそう存在しないこと。救いのICカード公衆電話は、登場して5年しか経っていないのに、来年の3月には絶滅だそうです。嗚呼。となると、手元のPCかザウルスか、ということになります。PCでは、てるろーどが使えるので問題はないのですが、ザウルスでは接続したと言う事例がないようです。というわけで、数日pppdと悪戦苦闘した結果、何とか接続に成功しました。


#詳細を書くのは相応に気力が必要なので、また後日・・・(^^;;;