Wings over Vietnamへの道――StrikeFighters:Project1でSEADミッションをプレイしてみる

随分前の日記からのネタですが、先日、ようやく新作フライトシミュレータ、「Wings over Vietnum(WoV)」を秋葉原アソビットシティにて発見しました。すぐさま購入しようかとも考えたのですが、ほとんど共通の下地を持つ、前作のStrikeFighters:Project1(SFP1)の未完成ぶりにゲンナリさを感じていたので、ちょっと思いとどまって、今のSFP1はどんなものかを確かめてみることにしました。


SFP1は、1年おきくらいの恐ろしくゆっくりとしたペースでアップデートが続けられており、今はSP3パッチまでリリースされています。SP3では空母に乗れるようになり、可変後退翼を持つ飛行機の表現が可能になった程度で、致命的なバグを直したSP2からそれ程の大きな変更は見られません。SFP1を通じて、最も多く見られる不満点というのは


「対地攻撃がまともに出来ない」


と言う事に尽きます。対航空機では、レーダーで目標をロックオンして、ミサイル発射→誘導→命中!という一連の手順が再現されているのですが、対地攻撃に関しては、固定の照準器を見ながら、目測で爆弾を投下して当てるのみ。実機では、実用性は疑問ながらも面白い照準装置が色々ついていたようなので、それらが使えないのは非常に残念です。
また、対地ミサイルは、装備できてもまともに使えない、という話になっており、単なる飾りにしかならない状態でした。が、良く調べてみると、一応使えるとの事。というわけで、早速使ってみました。


StrikeFighters:Project1 SEADミッション


 SEADというのは、Suppress Enemy Air Defence assetsの略で、日本語では「対防空網制圧」等と呼びます。敵の基地等を攻撃する際、直接攻撃を行う爆撃機本隊がやって来る前に、対空ミサイルや対空砲などの敵防空部隊を予め破壊して沈黙させ、安全に爆撃を行わせるための露払い的な作戦行動です。この作戦を担う部隊は、敵防空部隊と直接喧嘩することになるので、かなりの危険を伴います。ゲームプレイと言う見地からすると、やりがいのあるミッションです(^^;;