続・ザウルスで動画を

先日の日記からの続編です。PC-MV5DX/PCIとPCastTVの組み合わせで、Kino2で鑑賞できる動画作成が出来ないか?という話でした。日曜朝に動画を1時間半程録画して、160MB前後に収めて、ザウルスで見るという習慣をつけたいのですが、これまでリアルタイムエンコードに失敗して挫折気味でした。


が、良く考えたらMV5DX付属キャプチャソフトのPCastTVには、録画後自動再エンコード機能が搭載されています。WMVのみの再エンコード対応で、DivXなどのAVIでは駄目だとばかり思っていたら、メルコのHPにあったアップデータ(Ver.1.40)により、あっさりAVIの再エンコードに対応していました。


更に、Ad-ware版のDivXproでなくても、普通のエンコードには充分対応していたのですね・・・_| ̄|○ と言うわけで、free版のDivX5.1.1をインストール。やや画質は悪いのですが容量を抑える為にHandheld Profileに設定。LameMP3はPCastTVとの組み合わせでは調子が悪いため無効にして、Windows謹製のMP3エンコーダを無難に使用してみます。映像、音声二つあわせて200〜220kbps程度に設定。結果、オーディオビットレートによって音が出ない組み合わせはあるものの、設定次第で普通に見られる動画が生成できました。素晴らしい。


こう言う事をする場合、WindowsMediaEncorder等を使用するのが通例だとは思いますが、出来ることなら録画終了後に勝手に再エンコードしてくれた方が手間はかかりません。PCastTVを使用すると、作業の前後は休止モードに入れることが出来るので、騒音も消費電力も抑えられます。いにしえのPC-9801の時代、メルコ=安かろう悪かろうの象徴でしたが、最近はいいもの作っているようですね。ありがたい事です(^^


#ちなみに、再エンコードの元になる動画は、MPEG2に設定しないとフレームが飛んだりする不具合がありました。サポート外の操作ではあるので、この辺は試行錯誤ですね。