Advanced W-ZERO3[es]のBluetoothを自動待ち受けへ――「ComRe-director」のご紹介

iPod touchも発売されて、ある意味PDA的なデバイスが再び盛り上がりを見せているようですね。個人的には、touchになる際にBluetoothが無くなってしまったのが痛いところです。次世代に期待でしょうか(^^;; とはいえ、現状でもAdvanced[es]無線LANで接続し、ZEROProxyというProxyソフトウェアを介してiPod touch上のSafariが使用できるようですね。活用の幅が広がって素晴らしい限りです。

ただ、ZeroProxyはあくまでHTTPProxyの一種であり、現状ではSSLSSHメーラーなど、ブラウジング以外の通信はサポートしていないようです。各種プロトコルをProxy上でパススルーさせる実装が必要となるため、今後に期待ですね。
一方で、BluetoothのCOMポートを使用した素朴な接続も捨てがたい、と言うことで当方ではid:OS2氏の手による「ComRelay」を使用していたのですが、常用していると

  • 常時待ち受けが出来ない
  • COM7固定のため、デバイスが一つしか使用できない
  • Bluetoothドングルを使用したままだと、サスペンドできずに電池消費が激しい

と言った事が気になってきました。欲求とは限りが無いものですね・・・(^^;;
と言うことで、当方でもComRe-Directorなるものを開発してみました。基本的なコンセプトとしては「ComRelay」と同様です。
現状の問題点としては、

  • COM接続中のソフトウェアの応答が極めて悪い
  • 一旦Bluetooth接続後にデバイスBluetoothを切ると、ソフトウェアがロックに近い状態になる
  • Linuxザウルスで何故か繋がらなくなった(?)
  • ついでに赤外線モデムにしたかったけれど、何故か上手くいかない(ちなみに、COM3:がIrCOMM、COM4:がIrDAのようです)。

と言ったものがあります。まだまだβ版以前の代物なので、使用して要望をいただけると幸いです(^^