今更だけに苦戦――SL-A300入出力環境構築中

AIRcableがどうにも動いてくれないSL-A300ですが、そのせいもあって環境の整備に四苦八苦しています(^^;; まず、動かない原因の手がかりにならないか、という事で分解してみました(?)裏蓋はすんなり外れるものの、バッテリーやメイン基板が、液晶パネルの裏側と両面テープで固定されているため、これをはがすと元に戻れなさそうな気がして途中で断念・・・_| ̄|○
というわけで、まず壊さなくてもできるようなところから、素性を探ってみることに。


手持ちでシリアルを探れる機器としては、CE-170TSというケーブルが一番手軽です。これとPCのシリアルポートをつなげて、SL-A300側からはcu、PCからはAcknowrichというシリアルコンソールで接続。通信速度とビット数を合わせてあげれば、文字のやり取りが可能なはずなのですが、どうにもザウルスからの送信に反応してくれない模様です。このままだと、有線(CE-170TS+改造KX-HA10の組み合わせ)でKX-HV200と繋げることすら出来ません。


さらにもっとよく調べてみたところ、PC側から送信した時に、同時にザウルス側のデータを受信することが分かりました。どうにもおかしな挙動です。PC側から見たDSR(つまりA300側のDTR)は常にオンになっており、ここはC760と同様です。となると、残りのCTS/RTS信号が何かしらの悪さをしている様ですね。


こちらでまとめられているように、SL-A300のシリアルポートは、SL-B/Cのそれと大きく構造が違うとの事で、その影響が浮き彫りになっているようです。まずはソフトウェアの設定的に何とかできないかもうちょっと調査を進めてみたいと思います。


#C760から始まって、どんどん先祖返りしてしまってますね(^^;;;
#需要はなさそうですが、自分の楽しみの為にもうちょっと掘り下げてみる予定です。