GPSルート探索スクリプト「電猫」――実地テストしてみました

まだまだ実用に足るルート探索が行えない電猫ですが、生みの親だけでも実際に使ってやらないとどうする!ということで、生成されたルートを実際に辿ってみる事にしました(^^;;


元々が、自分用のハイテク自転車の機能を強化したいという目的から始まったものなので、SL-B500+自転車という組み合わせで試してみます。


今のハイテク自転車は、スペースグリップの固定バンドが千切れて使い物にならなくなったため、グリップのマウント部をありあわせのもので作り変えて、グリップ側にライトとスピードメータを移しています。おかげでハンドルのT字部に直接SL-B500を配置でき、少しだけ低重心化しました(^^

  • 1.スタート地点は近所の公園です。ゴールは良く使っている山手線五反田駅。素直に西側の国道一号線を使うと楽なのですが、さて、どうなるでしょうか?(^^;;

  • 2.いきなり裏路地的に狭い道をひた走ります。これでちゃんと曲がり角が分かるのかちょっと不安に・・・

  • 3.と思いつつも、意外や意外。ちゃんと分かるものですね。走りながらちらっと見るだけでも、余裕で曲がり角を確認できます(^^ が、1/8000地図では一部の道路が描写されてないので、三叉路が一本道になっていたりすることも・・・

  • 5.調子に乗っていたら曲がり角を一つ間違えました(^^;; すぐに復帰できるものの、リルート機能はさすがにまだありません・・・

  • 6.短いながらもすごい坂です。自転車/徒歩ナビと称しても、この辺までは考慮できないですね・・・


  • 7.ちょっと広い道に出ると、何故か安心します(?)

  • 8.学校もランドマークになりますね。と、一安心していると、地図にない道に間違って入り込んじゃいました。

  • 9.何とか復帰しつつ、ようやく山手通りへ。ゴールまであと一息です。

  • 10.横断する場所を間違えて戻ったりしながらも、何とか五反田駅へたどり着きました。普通なら10分の距離なのですが、20分強と、2倍以上の時間を掛けてじっくり楽しむ羽目に(^^;;


以下が今回のコースです。青色が電猫によるルート、赤が実際のトラックログ、番号が撮影したそれぞれの地点になっています。乗ってみて思いましたが、ことごとくスピードが乗らないルートを示してくれるので、強制的にゆったりとしたポタリング状態になります。ポタリング強制スクリプトとか改名したくなりますね(^^;;


ちなみに写真は、USBメモリ機能を併せ持つスティック型の小型カメラを使用。片手で、時に自転車に乗ったままの撮影だったりしたので、ぶれまくりでした・・・。
しかし、実用性はともかくとしても、自分で作ったナビで走れるというのは存外に楽しいものですね(^^。なかなか時間が取れないかもしれませんが、改良するたびにポタリングとして走ってみるのも面白そうです。