SL-A300でAIRcableは使えないのか?――獲らぬ狸の皮算用的考察

先日、SL-A300は公式の仕様として使えない、と書いたばかりですが、実はどうもそうとは言い切れない事が分かってきました。仕様書を鵜呑みにしては駄目ですね。信じた方がいらっしゃったらすみません_| ̄|○ こちらこちらを参考にさせていただいて分かったこととしては、

  • 仕様でB500/C700がVcc3.3V、A300がNCとなっていた11番ピンは、どうやら実際には同じく3.3Vが出力されているらしい
  • B500/C700では、PXA250が持つFull function UARTの機能でRTS/CTS/DTR/DSR/RI、最大230kbpsをサポート
  • A300では、PXA210が持つBluetooth UARTの機能でRTS/CTS、最大920kbpsをサポート。オプションポート16上のDTRは常に3.3V(スペース信号)


と言う感じです。つまり、非公式で電源は来ているけど、DTRがサポートされていない、と言うことのようです。が、DTRは単純に電源のオンオフを司っているだけなので、3.3Vが来たら十分ではないか?と素人考えをしてしまうのですが、もしかして「オン」の印が[GND(マーク信号)]なのでしょうか?一応、RS-232C周りを一通り調べてみたのですが、ザウルスはTTLレベルでしかも信号が反転している、と言う話を聞いて、どっちがどっちなのか分からなくなってしまいました(^^;;;


単純に、今使えているAIRcableをA300に繋いでみて、どういう挙動を示すか調べてみるのが一番かもしれません。ただ、A300の仕様だと、使えるのであれば何もせずにAIRcableの電源が入るはずなので、動かない報告がすでにされているのを考えると、望みは薄いかもしれません・・・