Richard Burns Rallyはじめました――ハードコア系ラリーシミュレータ

WindowsPC向けのラリーゲームとしては、Colin McRae Rally(CMR)が有名かつ、シリーズ化していますが、同じくプロのラリースト監修という触れ込みで新たに登場したのが、こちらのRichard Burns Rallyです。初代CMRのスタッフが関わっている、という噂もあるこのゲーム、久々に骨がありそうです。


何も考えずにゲームをインストール、ハンドルコントローラも適当にセットして、まずはクイックラリーを開始してみました。開始直後、見事に一つ目のコーナーでコースアウトして、野っ原に刺さるLancerEvoVIII_| ̄|○ ブレーキの踏み代から、ハンドルのゲインまできっちり合わせた後、車自体のセッティングも詰めてやらないと、まともに真っ直ぐ走ることすら出来ないようです。


そもそもの腕も足りないという事で、親切に用意されているラリースクールに入門。基本的なコーナーの曲がり方から、ブレーキのかけ方まで、GTシリーズに迫る勢いで親切に指導してくれます。が、初級コースの最後、短いSSを規定タイムでクリアせよ、というところで壁に突き当たりました。90〜100秒というタイムを目標とするコースなのですが、やはり特定のコーナーでコースアウト→木に激突して車破壊という運命を辿ってしまいます。


「特定のコーナー」というのがポイントで、冷静に振り返ってみると、その特定のR(曲率半径)のコーナーで、減速が足りてないことに思い至りました。タイヤがロックする急ブレーキは姿勢を崩す元なので、減速する距離を大まかに考えて、減速位置をもっと手前に設定。さらにブレーキでちょっとした荷重移動を起こすと、少しお尻を流しながらの自由度の高い姿勢でコーナーを抜けられるようになりました。程無くして規定タイム内でクリア。自分で考えたことが、シミュレータ内ではっきりと成果として現れる瞬間。久々にゲームをやって良かったと思いました。まだまだ本番用のSSではコースアウトしまくりですが、楽しみながら制覇していこうと思います。


#某2chのラリーゲームスレッドでは、「45歳のラリーストおじさま」なる方のリプレイがアップされてました。
#フェイントモーションでのドリフトなど、プレイ開始後3時間とは思えない、素晴らしい走りっぷりに感動。
#さすが蛇の道は蛇、ですね。