見た目同じでも、性格の違うibCard達――Bluetooth

して、今日自転車でSL-B500を使用していて気が付いたのですが、いざ試しにダイアルアップとGPSを両方接続しようとすると、片方が切断されてしまいました。まさか、B500では性能不足で複数回線は維持できない??と不安に思ったのですが、しばらく経って気が付きました。実はうちにはibCardが二種類あり、片方は秋葉原若松通商にて2980円の破格値でゲットした1.0b+CEのタイプ、もう片方は同じ秋葉原のイケショップのセールで手に入れた正統な1.1のタイプです。B500には前者を装着していました。


これらは見た目的に全く変わりません。そして、1.0b+CEでも1.1機器への接続は可能です(相性が厳しいとの話がありますが)。では、規格自体どこが違うのか、というのをちょっと調べてみました。私のような素人向けの情報としては、ITmediaこちらこちらが参考になりますね。どうやら、1.0b+CEでは「ピコネット」と「スキャッタネット」がまともに実装されて無いようです。ピコネットに関しては、以前の日記で紹介したように、一対多の同時接続を可能にするものです。そしてスキャッタネットは、ピコネット内で子供(スレーブ)として接続したデバイスが親(マスター)になって、さらに子供を作る「孫接続」を可能にするものです。


これらはBluetoothの中でも結構大事な機能だと思っていたのですが、1.1からの実装だったのですね。見た目が同じだからとたかを括っていたので、不意打ちを食らった感じです(^^;;


#というわけで、B500でも1.1のibCardを使うと、問題なくピコネットによる複数同時接続が可能でした。とりあえず報告まで。