風呂場にて失神――転倒の恐怖


昨日、疲れた身体を引き摺って風呂に入り、身体も洗ってさて出ようかという時に、眩暈に遭遇。とはいえ、これまでの人生で幾度となく経験してきた出来事なので、又か、と思いつつ風呂場のドアの取っ手を掴み、足を踏ん張って対処。よっしゃ万全!


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気がついたら洗い場にへたり込んで痙攣している自分が居ました。右手にしっかりと取っ手を掴んだまま。取っ手だけ。凄い勢いで、しっかりはめ込んであるドアの溝から外れてました。時間にして1〜2分ほど気を失っていたようです。へたり込んだ頭の10cm左には、鈍く光る金属の蛇口。背中は、ほぼぴったり洗い場の壁。へたり所を間違えていたら、多分今頃病院の集中治療室だったんじゃないかなと・・・。


というわけで、冷や汗をかきつつ全身をチェック。起きた直後は何も感じていなかったものの、身体をぶんぶん動かすと右手に鈍い痛みが。二箇所ほど、ドアの取っての端で皮を抉られて出血していました。気がついたら痛み出すものですが、これ位で済んでよかったなあと。いい勉強代になりました(^^;;;


聞いた話によると、めまい等で倒れそうになった場合、水平なものに手を置いて、内耳で一時的に失われた平衡感覚を補完するといいそうです。一応、手すりでそれを維持したつもりなのですが、今回は重症&手遅れだったようで・・・。そもそものめまいの原因から考えて、めまいを感じた時点で何かに掴りながらしゃがみこむのが一番のようですね。気を失うと、頭の保護とか考えも行かなくなることを改めて実感したので、直立不動からの昏倒だけは避けたいものです。