GeForce、PS3へ進出

OpenGL-ESを前提に環境が構築される、と聞いてもしや、とは思ったのですが、nVIDIAGPUのGeForce6、もしくは7の世代がPS3搭載されるようです。PCとは似ても似つかなかったPS2アーキテクチャと違い、環境によってはPC上でのプログラミングからスムースに移行することも可能なようです。GeForce3系のカスタムGPUを積んだX-boxは、開発が非常に面白い、という現場の方の話も伺ったことがあるので、開発者の方には朗報かもしれません。


が、ここで疑問になるのが、新開発のCPU「Cell」の性能です。初期型のPS3搭載用でも、4GHzを越える超高性能なものと発表されています。75℃を越える発熱をする程の電気食いらしいですが、PS2の頃と違ってグラフィックス全般をほぼGPUに任せられるとすると、有り余るパワーは一体何に使われるのでしょうか?


PS2の頃から4年余り。ゲーム機にもかなりの余剰性能が見られるようになった印象があります。PS2が成し得なかった、「家庭標準コンピュータ」の座を今度こそ勝ち取るつもりなのでしょうか?今後の展開が気になります。