GPSルート探索スクリプト「電猫」――仕切りなおし決定

先日、4日間ほどPentium4マシンを連続稼動させて、渋谷駅を中心とした東西9km×南北2.75km四方の領域を力技で点群地図化してみました。ルート探索時の総点数114334、処理中の総メモリ消費量44760kbyteと、PC向けでも堂々たる重量級プログラムの状態です・・・(^^;;; PCでは問題なく探索してくれるものの、そのままザウルス(SL-C760)上で動作させるのはさすがに無理だったのか、途中でメモリを食いつぶし、コンソールごと強制終了させられてしまいました。さすがLinux、ソフトが悪さしてもきっちり安定して動いてます(?)


メモリ消費量から見て、おそらく半分程度の領域であれば、スワップを取らなくても何とか探索は可能であると思われます。が、さらに広域を扱ったり、qpeGPSを一緒に経ち上げている状態で、他にもアプリケーションが存在するような状況を考えると、もっと省メモリであることに越した事はありません。そこで、解決案として

  • ファイル上の走査を高速化して、点群地図全体をメモリ上に持ってこない
  • 一度に全行程の探索を行わず、一定の距離ごとに分割探索を行う
  • 点群地図を何とかして軽量化する


という感じで行こうかと思います。以前の日記で一旦取りやめた、地図分割の方法が有効かもしれません。メモリ上には1枚分の点群地図しか置かないようにすれば、全体的な速度の向上と省メモリ化が図れそうです。


点群地図生成スクリプトも含めて、かなり大掛かりな改修になりそうですが、持ち前の怠け癖を活用して、最小の労力で最大の効果を得たいものです(^^;;